鯰尾兜はやっぱり燕尾に見えます

 日常や趣味のことなどを書いていきます。

スパリゾートプレジデントに行ってきた

まいど。

今回はスパリゾートプレジデントに行ってきましたので、その感想を書いていこうと思います。

公式サイトはこちら。 sparesortpresident.com

外観写真 訪問したのは平日火曜日のお昼の12時頃。JR御徒町駅を西側に降りてから徒歩1分の場所にプレジデントはありました。

ビル屋上にある看板 見上げるとなかなか年季の入った看板がありました。前もってレビューだったりメディアを読み込んでいたわけじゃないので事前知識がほぼない状態でしたが、いろんなサウナ店に行くうちにこうして年季の入った看板とかビルとかを見るとおおよそどんな施設なのか想像つくようになりますよね。レトロ系とでもいいますか、そんな感じ。

店内外観写真 いざ店内へ。この壁一面にはられた貼り紙の量、いいですねぇ。

店内入り口前にあるポスター このポスターも、冷静になって見るとすごいポスターですよね。思わず写真を撮ってしまったぐらいなので、まだこのポスターが刺さる層ではないと気づけてどこかホッとした気持ちが生まれました。

靴を脱いで下駄箱に入れて、受付を済ませます。このプレジデントはサウナ・スパ健康アドバイザーの割引サービス協賛店なので、得意げに資格証を見せて「割引お願いできますか」なんて質問したら店員さんが「フロの日の料金にしたほうが安いよ」と言われました。毎月10・20・30日は割引サービスをしているようで、3時間利用料金が1,000円になるそうです。平日15時までの料金は1,200円にサウナ・スパ健康アドバイザーの1割引だと1,080円なのでたしかにお安い。得したのは得したので良かったことなのですが、"他人より得してない"ということに対して苦い思いをしていたので私はまだまだ人間ができていないようです。

あと最近受付の時に悩むことがあります。ラクーアとかタイムズスパ・レスタ、草加健康センター等は利用料金に食事代等を加えた合計を施設から出るときに一括で精算しますが、一方でこのプレジデントやサウナセンター等ではまず入館料を受付時に精算してから、中で使った食事代等は施設から出る時にまた精算するんですよね。お店ごとに異なるこの精算ステップを見抜くのは初見だとまず無理なのでどうしたものかなと。下駄箱の鍵を差し出すと共に「初めてです」と一言伝えるのがベストプラクティスなのかなぁなんて頭の中で考えているうちにクレジットカードの決済が終わりました。中へ入っていきましょう。

いざお風呂へ

ロッカーの中には「館内着」と「バスタオル1枚」が入っていました。ここで館内着に着替えて浴場を探すとすぐそこにありました。あまりの近さにここでは館内着に着替えるのではなく館内着とタオルを手に持ってすぐにアプローチするのが良さそうです。
あとフェイスタオルは受付の前にしかないので、受付を済ませた後に取ってからロッカーに向かうのが効率が良いようです。

浴場前のタオル等を入れる棚をよく見てみると三国志の武将の名前が書かれたテプラのシールが貼られています。自分がどこに入れたか目印になるように貼っているんでしょうね。ただこれまで全く三国志成分が無かったのにいきなり「張遼」や「馬超」といった文字がありカオスさがまた一層強くなります。今回は「王平」を使わさせていただくことにします。

浴室内はこんな感じ。

  • 洗い場が12箇所(だったけな?)
  • 立ちシャワーが2箇所
  • 水風呂が1箇所
  • 湯船が1箇所
  • ドライサウナが1箇所
  • スチームサウナが1箇所
  • ととのい椅子は4脚

ちゃんとフレッサー(垢すり用のタオル)があるのは個人的に嬉しいポイントです。(これがあるのに満足しない場所はない、と勝手に仮説を立てているのですがあまり話題にならないお店には行かないので反例を見つけられずにいます。)

さて初手はスチームサウナから。

スチームサウナって個人的にはあまり温まりきらずうーんとなることが多いので序の口からということで。スチームサウナは浴室内にある螺旋階段を登った2階部分にあります。
入ってみるとほんのり薬草の香りと充満したスチームがもわんと。温度計では45〜50℃ぐらいなのにしっかり暑いと感じれます。スチームサウナの場合はめっちゃ息を吸って肺の中に水分を多く含んだ空気を入れて内部から温めるなんてことを個人的にしています。湿度が低いドライサウナだと息をガッと吸い込むと苦しい気持ちになりますが、湿度たっぷりの空気だと苦しくないし、内側から温められている感覚できっと深部体温も上がりやすいんじゃないかなって。
仮に異常気象により日本の夏に45〜50℃の熱波がやってきたらこんな感じなのかなーなんて考えたり、なんかサウナしきじの薬草サウナ思い出したりしつつスーハースーハーしていると心拍数がしっかり普段の2倍の数字になりました。足先とかちょっぴり温まりきっていないですがこれ以上居ても変わらなさそうなので出て水風呂へ向かいます。ちょっぴりサ室から水風呂まで遠いのが気になりつつ途中にある立ちシャワーを使って汗を流して水風呂に浸かります。15℃の水風呂はさすがに冬はキツく感じつつ目の前にあるととのい椅子に腰掛けます。しばらくじっとしましたが温まりきっていないのか冷ましすぎたのか少し寒く感じてしまいました。

ちょっと失敗したなと思いつつ次はドライサウナへ。

ドライサウナは温度計を見ると90℃程度で、座った位置の体感は80℃ぐらいの温度でした。最近温度が高めのサウナが多かったのでちょっと易しめの設定。お昼間ということもありもうちょっと温度が高かったらなぁと思いながらテレビを観て身体を温めます。全体通して冬が近づいているということもあるのでしょうが水風呂に対してサウナの温度が若干物足りない感じだったので寒さを覚えてしまいました。

ただサウナではなく湯船のお湯がとても気持ち良かったのが印象的です。一部バイブラ(なのかな?)がある場所がありそこで足を伸ばしながらお湯に浸かっていると、ブクブクのマッサージ感とじんわり温めてくれる感じが相まって気持ちよかったです。少し寒さを感じていたというのもあったのでしょうが、お湯も柔らかく感じられてサウナよりも印象に残るものでした。

なお、浴場内にも貼り紙がいっぱいあるのですが、「しき○のようなスチームサウナを目指しました...(うろ覚え)」と書いてある貼り紙を見つけました。あ、やっぱりそうだったのね。温度がサウナしきじに比べてマイルドなので、しきじの薬草サウナで暑すぎると感じられた方はプレジデントのスチームサウナがピッタリくるかもしれません。

サ飯

お湯で十分に温まったところでお風呂から出てご飯をいただきます。

カツカレー 今回はカツカレーを注文しました。本格的なお店じゃないところのカツカレーのカツなんて薄っぺらいものという先入観を持っていましたが、ここプレジデントのカツはめちゃめちゃ分厚いです。食べごたえバッチリ、美味しかったです。

今回利用しませんでしたが、休憩場もビル2階分もあるぐらい広くて漫画もたくさんありました。

まとめ

  • レトロな雰囲気の男性専用施設
  • 貼り紙が大量で面白い
  • サウナしきじインスパイアのスチームサウナがある
  • カツカレーのカツは分厚い

貼り紙はサウナ店ではわりとよく貼られているかと思いますが、なにかこう引っかかるレベルで多いんですよね。個人的には水風呂近くにある「潜水禁止」の貼り紙のテイストがかわいかったのでそれが一番のお気に入りでした。浴室内なので写真が撮れなかったのが残念でなりません。

ほな。